
総合診療科
現在の総合病院は専門科に細分化されているため、何科に受診したらよいか分からないという患者さんが増えました。総合診療科では、詳しくお話を伺って必要な検査を行い、専門科の診察や治療が必要な場合には、専門科への振り分けも行っています。


外科
外来・病棟の診療・処置、手術を中心に行っています。手術は、消化器疾患(胃癌・大腸癌・胆石症・鼠径ヘルニア等)を主体に行っています。癌末期の疼痛緩和療法などデイサージャリーにも力を注いでいます。

循環器内科
心臓や血管に関する診断と治療を行っています。洞機能不全症候群・房室ブロック・頻拍性不整脈などに対しペースメーカー移植術、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈ステント術などの治療を積極的に行っています。

整形外科
骨折や変性疾患などに対応し、救急で搬送される外傷にも対応しています。手術は、大腿骨骨折に対する観血的骨接合術や人工骨頭置換術、四肢の骨折に対する観血的骨接合術の他、変形性膝関節症に対する人工関節置換術を行っています。

脳神経外科
頭部外傷、良性脳腫瘍・脊椎疾患などの診療を行っています。外来では、CT・MRI等にて救急医療に対応しています。入院では、脳梗塞・末梢性めまい・一過性脳虚血発作などの疾患が多く、初期診療からリハビリまで継続した治療を行っています。

胃腸内科
消化器疾患と胆膵疾患を主に扱っています。消化器癌は、内視鏡検査や腹部エコー・CT検査などを行い、早期診断を心がけ、内視鏡的粘膜切除術や内視鏡的胆管ステント挿入術などを取り入れています。また、大腸ポリープに対するポリペクトミーも行っています。

リハビリテーション科
心大血管疾患・脳血管疾患・廃用症候群・運動器・呼吸器・がん患者のリハビリテーションを行っています。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・他医師を含めた多職種が、患者の病状や期間に応じて協力しながら種々の回復に努めています。

心臓血管外科
心臓の病気や大動脈および末梢血管の病気の治療を行っています。主に下肢静脈瘤や閉塞性動脈硬化症などの末梢血管疾患の治療を行い、足の機能を温存するフットケアにも力を注いでいます。平成28年度から下肢静脈瘤に対するレーザー治療を開始しています。

救急科
当院は主に、みやま消防・柳川消防・大牟田消防から救急搬送される傷病者の受け入れをしています。様々な訴えを持った傷病者に正確かつ迅速に対応できるような救急医療チームを目指しています。地域の皆様の拠り所になるよう、日々精進して参ります。
心療内科
不安障害、気分障害、心身症、パニック障害、慢性頭痛、摂食障害など、患者さんの抱える問題を生物、心理、社会的側面から病態評価し、薬物治療や生活指導を中心に解決を図っています。カウンセリング外来の心理士とも連携を図っています。
放射線科
CT・MRIを中心とした画像診断や血管造影検査及び処置を行っています。当院では、平成26年10月より3テスラMRIを導入し、造影剤が不要な血管撮影や三次元的撮像による、脳や骨等のより詳細な評価が可能となり、患者さんの診断・治療に役立つものと考えられます。